一振りにかける男・桧山進次郎選手応援ブログ - ひやまのま

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NEWSゆう+ 「ひと振りにかける」

昨日、関西ローカルの『NEWSゆう+』という番組内で、
グアムでの自主トレに臨むひーやんの特集が組まれていました。

キャンプインまで、いよいよあと10日余り。プロ20年目のシーズンに向けて、
これまでの経験を生かしたひーやんの体作りの様子がよく伝わってきました。
虎バンが月一になってしまった今、こういったドキュメント形式の特集は、
ちょっと新鮮な感じがいたしましたね。早速、録画して永久保存版にしました(笑)。
てなわけで、ちょこっとレポなどをしてみようかと思います。



桧山進次郎、41歳。

桧山:「あけましておめでとうございます。よろしくお願いします」

1月6日、7時30分。桧山のプロ20年目が始まった。
桧山がトレーニング先に選んでいるのは、日本からおよそ2500km離れた、
常夏の島グアム。繁華街(タモン地区)から車で30分、
山間にあるホテルの施設でトレーニングをしている。

桧山:「3日間ぐらいだけやなぁ、快調なのは。
途中から『おはよう』、『おやすみ』だけ…(笑)」

グアムで体を動かすと、シーズンが始まることを実感するという。
一球、一球、体の動きを確かめながら。

桧山:「何日間もキャッチボールをしていないと、
どうしても、腕の振り方も忘れていますし。あくまでも自分は野球選手だ、
というのを忘れないように確認ですね、やっぱり」

「これで2回目の正月やね。本当の1月1日の正月と、
グアムのやり始めの自分の正月と、あとは(キャンプインの)2月1日やね。
3回(正月が)あるもんね」

この後、ジムに場所を移し、汗を流した桧山。
3時間ほどでトレーニングを終えた。

桧山:「まあ、初日はこんな感じかな。いけるな、というところで、
自分で歯止めをきかす勇気も必要なんで。特に初日というのは」

自分の体を向き合いながら。これも、20年の積み重ねで得たもの。

1991年に入団して以来、阪神一筋。その間4番を務め、2度の優勝も経験。
弱かった時代を乗り越えて、勝利の味を知った。
そんな桧山は、今、代打という立場にある。
一試合に一度だけ、必ず打って欲しいシーンで回ってくる。
打てなければチームが苦境に立たされ、自身の出場機会も減っていく。




桧山:「まず、準備が難しいというのが一番ですね。
ある日突然、0のところから、急にもう1、2、3くらいを飛んで、
ポンと上がってやっていけみたいな感じなんで、まあ難しいですね。
でも、だからこそやりがいのあるポジションだとは思います」

「物事の考え方を広く。『こうだ!』というのではなくて、
もうちょっと角度を変えて考えてみようという風に思えるようになったので。
凄く冷静になりました」

桧山は、ゴルファーやレーサーなど、異なる種目のアスリートと、
数年前から合同でトレーニングをしている。

桧山:「色んな考え方とかも違いますし、会話の中でなるほどなと思うことが
多々あるので。やっぱりいい勉強になりますね」

参加しているアスリートも、桧山から刺激を受けている。

脇阪寿一(レーシングドライバー):「初めて会った時から、
僕のことを受け入れていただいて、(桧山は)どんなアスリートでも受け入れて、
面倒を見てやってくれるじゃないですか。それでもう本当に惚れ込んで、
一緒にこうやっておらしてもらうだけで、ありがたい」

桧山たちを指導する仲田健トレーナーは、
石川遼など数多くの有名選手を担当するトップトレーナーだ。
桧山とは、19年の付き合いになる。

仲田:「(桧山の)性格…真面目でお茶目さん(笑)。凄く負けず嫌いですよ。
負けず嫌いな部分と、色んな人に対する気遣いが出来たりとか、
謙虚さであったりとか、そういう部分が色々備わっている人間だなと思います。
だから、こうやって長く野球を続けられているのではないかと思いますね」

1月9日。練習が休みだったこの日。

桧山:「今日の昼間に家族が帰ったので、(部屋を)綺麗に片付けてくれました。
今日はせっかくの休みやのに雨が降っていたので、
てるてる坊主をみんなで作って。そしたら2時間だけ晴れて。
(チビちゃんたちを)プールに午前中連れて行って、風呂に入れて、
『じゃあね』って空港まで送ってホテルに帰ってきました」

一人になると自分を見つめ直す時間が増えるという桧山。
長く野球を続けられている理由を尋ねた。

桧山:「(家族との)出会いもそうだし、そこからプロで何年もしていて、
また違う人たちと出会ったりもしていて、そういう人たちからヒントを得て、
自分も大きくなってきたんやろうなとは思うし。
自分自身は幸せなことに、良い人との出会いが多かったとは思うけどね。
まだ野球も出来ているし、周りの人にも助けられているし、幸せ者です」

人々との出会いに支えられ、ここまで来た。
そんな思いを、桧山は日々強くしている。

1月10日。

桧山:「初スパイクやぁ。(バットを回しながら)うわ痛ぁ。初バット。
よくシーズン中あんなにバットを振ってるなぁって思うよな(笑)」

今年への思いを漢字一文字で表すと?

桧山:「『体』ですね。とにかくケガのないように、
それは普段から注意しないといけないですし、きちっと自分の体を管理しながら、
やっていくことがいいパフォーマンスを見せられる第一条件じゃないかなと」

数々の出会いと経験を踏まえ、桧山は、体を作っていく。
全ては、ひと振りにかけるため―。




夕方のニュース番組の小さな特集だったんですが、
想像以上に見応えがありました。
これまで、ひーやんのグアムでの自主トレの様子は、
フォーカスライトさんのブログや、スポーツ紙の記事でしか分かりませんでしたからね。
やっぱり、映像で動くひーやんを見るとテンションの上がり方が違います^^;。

ひーやんの今年のテーマは『体』だそうです。
自主トレでケガをしない体を作り、自分の持てる力を100%発揮したいと。
ひと振りにかける代打ではもちろん、まだまだスタメンでもやるぞという気持ちが、
キャッチボールのシーンなどで垣間見えた気がしました。
あくまで、自分の目指す場所はそこなんだという意識があるからこそ、
『一年間、ケガのない体作りを』というテーマに行き着いたんだと思います。

『出会い』というのも、ひーやんのプロ20年目を語る上で重要なキーワードですね。
様々な人たちとの出会いがあり、支えがあって野球を続けられている。
ひーやんは、常にそういった感謝の気持ちを持ちながら野球に取り組んでいて、
人として本当に素晴らしいと思うのです。
そして、トレーナーの仲田さんが仰っていたような、謙虚さと周囲への気遣いが、
またいい出会いを呼び込むんでしょうね。僕も見習わなきゃと強く感じた部分です。

今回の特集を見て、僕はますますひーやんを応援したくなりましたし、
人として少しでも近づきたいと思いました。
僕もタイガースファンになって、ひーやんのファンになって、ブログで駄文を書きつつ、
色んな出会いがありましたから、それらを自分の成長に結びつけていきたいですね。

そのために、まずは極度の人見知りを直さないと(違うって 笑)。


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